

低学年で英語を始めようかなと思った時、かなり迷いやすいのがここです。
まずは家で教材から入るほうがいいのか、それとも英会話のほうがいいのか。
どちらも良さそうで、どっちが正解か分からなくなりやすいんですよね。
しかも英語は、算数みたいに「まずこれ」と決めやすい教科ではないので、余計に迷いやすいです。
でも実際は、正解が一つあるというより、何を入口にしたいかで向くほうが変わります。
先に結論です
ここで大事なのは、低学年の英語をいきなり重く考えすぎないことです。
この時期は、文法をきっちりやるというより、英語に対する身構えを減らすことや、音に慣れることの意味が大きいです。
だから、教材がいいか、英会話がいいかも、学力の話だけでは決まりません。
子どもが気持ちよく入れる入口かどうかがかなり大事です。
教材と英会話で迷ったら、まずこの3つで見てください。
| 見るところ | 教材が合いやすい | 英会話が合いやすい |
|---|---|---|
| 英語との入り方 | 家で少しずつ慣れたい | 会話や音のやり取りから入りたい |
| 子どもの性格 | 自分のペースのほうが落ち着きやすい | 人と話すほうが気持ちが乗りやすい |
| 続けやすさ | すき間時間に入れやすい | 時間が決まっているほうが続きやすい |
| 親の目的 | まずは英語に触れる量を増やしたい | 聞く・話す経験を作りたい |
| 学習の重さ | 軽く始めやすい | 少し特別な時間として入りやすい |
いちばん見たいところ
低学年の英語で先に決めたいのは、毎日ふれる入口がほしいのか、英語を使う体験がほしいのかです。ここが見えるとかなり整理しやすいです。
教材が合いやすいのは、まずは家で無理なく英語に触れたい時です。
いきなり人と話すのは少し緊張する。まずは歌や音、簡単な単語に慣れたい。短時間なら続けやすい。そんな子には、教材から入る形がかなり合いやすいです。
教材が合いやすいサイン
教材の良さは、英語を日常の中に入れやすいことです。
朝に少し、夕方に10分、週末だけまとめて、というふうに家庭の流れに合わせやすいんですね。低学年のうちは、この軽さがかなり大きいです。
それに、子どものペースに合わせやすいのも助かります。
人とのやり取りだと緊張しやすい子でも、教材なら少しずつ慣れていけます。
英語を「いきなり話すもの」として入れるより、まずは聞いて楽しい、まねしてみるくらいから始めたい家庭には合いやすいです。
ただし、教材にも弱いところはあります。
英語に触れる量は増えても、実際に使う感じは出にくいことがあります。聞いて終わる、見て終わるになってしまうと、「英語に慣れる」はできても、「英語でやり取りする感じ」は育ちにくいことがあります。
よくあるつまずき
教材は続いているけれど、何となく見ているだけで終わる。これは低学年ではかなり起きやすいです。教材を選ぶなら、声に出す場面やまねして言う流れがあるかを見ると使いやすくなります。
英会話が合いやすいのは、音ややり取りから入るほうが気持ちが乗りやすい子です。
人と話すのが好き。まねして言うのが好き。画面越しでも先生とやり取りできると楽しそう。そういう子には、英会話のほうが入りやすいことがあります。
英会話が合いやすいサイン
英会話の良さは、英語を使う時間になることです。
ただ聞くだけではなく、返す、まねする、答える、という流れがあるので、英語が「勉強」だけではなく「やり取り」になります。低学年のうちは、この体験がそのまま英語への前向きさにつながることがあります。
それに、発音や聞き取りの入口としても入りやすいです。
文字より先に、音と会話で入るほうが自然な子もいます。そういうタイプには、教材だけより英会話のほうがしっくり来ることがあります。
ただし、英会話にも合う合わないがあります。
人見知りが強い子、正解が分からないと黙ってしまう子には、少し重く感じることがあります。楽しく見えても、毎回のやり取りが気疲れにつながるなら続きにくいです。
だから英会話は、内容より先に、その子がやり取りを楽しめるかを見ておきたいです。
この2つの違いを一言で言うなら、ここです。
ふれる英語か、使う英語かです。
| こんな目的 | 合いやすい方向 | 理由 |
|---|---|---|
| まずは英語に慣れたい | 教材 | 家で無理なく触れやすい |
| 聞く・話す体験を作りたい | 英会話 | やり取りの時間になりやすい |
| 毎日少しずつ触れたい | 教材 | すき間時間に入れやすい |
| 決まった時間で続けたい | 英会話 | 区切りを作りやすい |
| 人とのやり取りにまだ緊張する | 教材 | 自分のペースで入りやすい |
決め方のコツ
今の家庭に必要なのが、英語にふれる量なのか、英語を使う経験なのか。この違いで見るとかなり分かりやすいです。
きれいにどちらか一つに決めなくても大丈夫です。
低学年では、普段は教材で英語に触れて、時々英会話で使ってみる形もかなり相性がいいです。
| 目的 | 主役にしやすいもの | 足し方の例 |
|---|---|---|
| 毎日少し英語に触れたい | 教材 | 歌や音声を日常に入れる |
| ときどき会話体験を入れたい | 教材+英会話 | 月数回だけ英会話を入れる |
| 英会話が好きか試したい | 教材中心 | 短い体験から様子を見る |
| 会話が主役で続けたい | 英会話 | 復習用に教材を軽く添える |
全部を重くしなくて大丈夫です
低学年の英語は、最初から完璧な形を作るより、気持ちよく続く入口を作るほうが大事です。主役を一つ決めて、足りない所だけを足すくらいで十分です。
そうとは限りません。やり取りが好きな子には合いやすいですが、まずは家で慣れるほうが安心な子もいます。低学年だから英会話が正解、ではなく、入りやすい形かを見たほうが自然です。
話す体験は少なめになりやすいです。ただ、低学年ではまず英語を嫌いにしないことも大事です。教材で慣れてから英会話を足す形でも十分自然です。
合いやすいことは多いです。ただ、人見知りでも先生とのやり取りが楽しくて伸びる子もいます。人見知りかどうかだけで決めず、やり取りがしんどいか、案外楽しいかを見てあげると選びやすいです。
低学年で英語を始める時、教材と英会話のどちらにも良さがあります。
教材は、家で無理なく英語に触れる時間を作りたい時に向きやすいです。
英会話は、聞く・話すやり取りから入りたい時に向きやすいです。
だから最後は、今ほしいのが英語に触れる量か、英語を使う体験かで見てください。
ここが見えると、かなり決めやすくなります。