タブレット学習で遊んでしまう時はどうする?|やめさせる前に見たいこと

タブレット学習で遊んでしまう時はどうする?|やめさせる前に見たいこと

タブレット学習を始めたのに、気づくと遊んでばかり。そんな時にすぐやめる前に見たいことを、親子とも無理が少ない形で整理しました。

タブレット学習で遊んでしまう時はどうする?

タブレット学習を始めると、思っていたより勉強しないことがあります。

問題を解いていると思ったら別の画面を触っていたり、ペンを持ったままぼーっとしていたり、気づけば学習より遊びの時間みたいになっていたり。

親としては、これなら紙の教材のほうがよかったのではと思いますよね。

でも、ここでいきなり「タブレットは向いてない」と決めてしまうのは少し早いです。

遊んでしまうのは、子どもがだらけているからとは限りません。使い方、時間の区切り、親の関わり方でかなり変わることがあります。

先に結論です

  • タブレット学習で遊んでしまうのは、よくあることです
  • すぐにやめるより、まずは遊びやすい形になっていないかを見るほうが先です
  • 長くやらせるより、短く区切ったほうがうまくいくことが多いです

タブレット学習で遊んでしまうのは、そんなに珍しいことではありません

タブレットって、子どもから見ると「勉強道具」である前に、楽しい画面なんですよね。

見た目が明るい、音が出る、指で触ると動く。大人でもスマホを手にするとつい別のことを見てしまうので、子どもならなおさらです。

だから、遊んでしまうこと自体を見て、すぐに「この子は勉強に向いていない」と考えなくて大丈夫です。

まず見たいのは、遊びたくなる流れになっていないかです。

よくある様子 親が感じやすいこと 実際によくある原因
すぐ別の画面を触る 集中力がないのかも 最初の課題が長い、退屈、難しい
姿勢がくずれてだらだらする やる気がなさそう 時間が長すぎる、休憩なし
勉強より機能をいじる 遊び道具になっている ルールがあいまい、見守りが少ない
始めるまでが遅い やりたくないんだなと思う 切り替えのきっかけがない

ここが大事です

「遊んでいる」と見える時でも、実際は長すぎる・難しすぎる・始めにくいが重なっていることが少なくありません。

先に見たいのは、子どもの性格より使い方です

タブレット学習が合うかどうかは、性格だけで決まりません。

もちろん、紙のほうが落ち着く子もいます。でも、それとは別に、使い方しだいで遊びやすくも勉強しやすくもなるんです。

たとえば、最初から30分や1時間やらせようとすると、かなりしんどくなります。親は「せっかく契約したし、少しは進めてほしい」と思いやすいですが、子どもはそこまで気持ちが乗っていないことも多いです。

その状態で長く座らせると、勉強に飽きた後の時間が全部「遊ぶ時間」になりやすいんですね。

逆に、10分だけ、1単元だけ、ここまで終わったらおしまい、と先に終わりを見せると、思ったよりスムーズにいくことがあります。

遊びやすくなる時によくある形

  • 時間の終わりが決まっていない
  • 親が離れすぎていて、最初の流れができていない
  • 簡単すぎるか難しすぎるかで、手が止まりやすい
  • 勉強前にゲームや動画の流れが残っている

特に多いのが、始め方がふわっとしているケースです。

「あとでやってね」「今日はどこかでやっといて」みたいな形だと、子どもはなかなか動きません。やる気のある子でも、家だと後回しにしやすいです。

タブレット学習は手軽に見えて、実は最初の流れがかなり大事です。

遊んでしまう時に、まず変えたいのはこの3つです

1. 最初から長くやらせない

最初は短くて大丈夫です。むしろ短いほうがいいです。

20分も30分も集中できる前提で組むと、途中で気がそれて当たり前になります。まずは10分、短ければ5分でもいいくらいです。

「え、それで足りるの?」と思うかもしれませんが、毎日ゼロより、短くても続くほうがずっといいです。

2. 始める時間をざっくり決める

毎日ぴったり同じ時間でなくてもいいですが、「夕食の前」「おやつのあと」「学校の宿題のあと」みたいに、前後の流れを決めておくと入りやすいです。

子どもは、何時かより「何のあとにやるか」のほうが分かりやすいことがあります。

3. 最初の数分だけ親がそばにいる

ずっと横につく必要はありません。でも、最初の数分だけでも見てあげると、流れが作りやすくなります。

ログインして、今日やるところを開いて、「ここまで終わったら見せてね」と言うだけでも違います。

最初から全部一人で回そうとすると、遊びに流れやすい子はけっこういます。

変える前 変えた後
好きな時にやってね 宿題のあとに10分だけやろう
できるだけたくさん進めて 今日はここまでで十分
親は終わるまで放置 最初の3分だけ一緒に始める
だらだら長く使う 終わりを先に決める

声かけも少し変えると入りやすいです

  • 「ちゃんとやって」より「今日はどこまでにする?」
  • 「遊ばないで」より「終わったら休憩にしよう」
  • 「まだ終わらないの?」より「ここまでできたら十分だよ」

それでも遊んでしまう時は、紙のほうが合う場合もあります

もちろん、全部が使い方の問題とは限りません。

子どもの中には、画面があるだけで気が散りやすい子もいます。触れること自体が楽しくなって、学習内容が頭に入りにくい子もいます。

そういう場合は、無理にタブレットにこだわらなくて大丈夫です。

紙の教材に変えたほうが落ち着くなら、それも立派な正解です。

大事なのは、流行っているかどうかではなく、その子が家で続けやすいかどうかです。

見直しを考えたいサイン

  • 短くしても毎回画面いじりばかりになる
  • 内容より機能に気を取られやすい
  • 終わったあとに何をやったか覚えていない
  • 親がつきっきりでないと全く進まない

このあたりが続くなら、タブレット学習そのものを見直してもいいタイミングです。

ただ、その時も「この子はだめ」ではなく、この形は家では合いにくかったくらいに考えると気が楽です。

質問と回答

質問:遊んでいたら、その場で強く注意したほうがいいですか?

毎回強く言う形になると、勉強そのものが嫌になりやすいです。もちろんルールは必要ですが、まずは時間を短くする、終わりを決める、最初だけ一緒にやる、のほうが効きやすいです。

質問:タブレット学習は自分でどんどん進める子向けですか?

そういう子には合いやすいですが、そこまで自走できなくても使えます。最初の流れを親が少し作ってあげると、乗りやすくなる子も多いです。最初から全部一人でできる前提にしなくて大丈夫です。

質問:紙とタブレット、どちらがいいですか?

これは本当に子どもによります。画面のほうが入りやすい子もいれば、紙のほうが落ち着く子もいます。家で続くか、親が見やすいか、その子が終わったあとに疲れすぎていないか、このあたりで見ると選びやすいです。

まとめ

タブレット学習で遊んでしまう時、すぐに「向いていない」と決めなくて大丈夫です。

まず見たいのは、時間が長すぎないか、始め方があいまいではないか、親が最初の流れを作れているかでした。

それでも遊びが勝ってしまうなら、その時は紙に寄せるのもありです。

大事なのは、流行りの形に合わせることではなく、家で無理なく続けられる形にすることです。

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