中学生向け通信教育おすすめの考え方|定期テストと受験で整理

中学生向け通信教育おすすめの考え方|定期テストと受験で整理

中学生向け通信教育の選び方を、定期テスト対策と受験準備の違いからやさしく整理。紙とタブレットの考え方、自走しやすさ、部活との両立、親が見たいポイントまでまとめます。

中学生向け通信教育おすすめの考え方|定期テストと受験で整理

中学生向けの通信教育を探す時、小学生の時より迷いやすくなる理由があります。ひとつは、定期テストがはっきり入ってくること。もうひとつは、少しずつ受験も気になり始めることです。

しかも中学生は、部活や学校行事で時間の使い方が変わりやすく、本人のやる気にも波があります。小学生のように「まず習慣づくり」で考えるだけでは足りず、何のために使うのかを先に整理したほうが、選びやすくなります。

ここでは、中学生向け通信教育を選ぶ時に、人気や知名度より先に見たいことを、定期テストと受験の違いを中心にわかりやすく整理していきます。

中学生向け通信教育は、「目的」を先に決めると見やすくなります

中学生向け通信教育でまず見たいのは、教材の豪華さではなく、何に使うのかです。大きく分けると、次の3つがあります。

  • 学校の授業についていくために使う
  • 定期テスト対策を整えるために使う
  • 受験を見すえて学力を積み上げるために使う

この目的があいまいなまま選ぶと、「続かない」「使い切れない」「今ほしい内容と少し違う」と感じやすくなります。逆に、目的が一つ見えているだけで、必要な教材の形がかなりしぼれます。

定期テスト対策で見るなら、この3つが大事です

1. 学校の進度と離れすぎていないか

定期テストを重く見るなら、学校の流れに近い内容で進めやすいかは大切です。先取りが多すぎると、今必要な所より先に進んでしまって、本人が「何をやっているのか」が見えにくくなることがあります。

特に、まず内申や日々の授業を整えたい家庭なら、学校内容の整理テスト前の復習のしやすさを見たほうが合いやすいです。

2. 反復しやすいか

中学生は、一度読んで終わりより、同じ範囲をもう一回見直せるかのほうが結果につながりやすいです。定期テストは、理解したつもりを減らしていく作業でもあるので、復習導線がわかりやすい教材のほうが使いやすく感じやすいです。

3. 部活や習い事がある中でも続けられるか

中学生になると、気持ちの問題だけでなく、単純に時間が足りない日が増えます。だからこそ、量が多いか少ないかだけでなく、短い時間でも進めやすいかを見ておきたいです。忙しい週でも止まりにくい教材は、それだけで使いやすさが変わります。

受験も意識するなら、見る場所は少し変わります

一方で、受験を意識するなら、学校の進度に沿うだけでは足りないことがあります。必要になるのは、積み上げ型で学力を作れるか苦手を見つけて戻れるか少し先まで見通せるかです。

ただし、まだ中1や中2の段階で、最初から受験一直線の重い教材に寄せすぎると、気持ちが続かないこともあります。ここは少し難しい所ですが、今の時点で必要なのが定期テスト中心なのか、受験に向けた土台づくりなのかを分けて考えると、無理が出にくくなります。

見る軸 定期テスト中心 受験も意識
内容の合わせ方 学校内容に近い 少し先も見られる
重視したいこと 範囲復習と反復 積み上げと弱点補強
進め方 今必要な単元を回しやすい 長い目で学力を作りやすい
向きやすい子 まず成績の土台を整えたい子 先を見ながら学びたい子

「受験も気になるから、とにかく難しめがいい」とは限りません。今の学習段階に合っているかのほうが、実は大事です。

紙とタブレット、どちらが良いかではなく向き方で考える

中学生になると、紙教材とタブレット教材の差も気になりますよね。ですが、ここも優劣より、どう使いたいかで見たほうが自然です。

紙は、書いて考えるのが落ち着く子、ノートとあわせて進めたい子に向きやすいです。タブレットは、進み具合が見やすい、すぐ採点できる、短い時間でも取り組みやすいという良さがあります。

部活後のすきま時間に少し進めたいならタブレットが合うこともありますし、数学や英語をしっかり手を動かして固めたいなら紙が落ち着くこともあります。本人の勉強の癖を思い出すと、方向が見えやすいです。

中学生で見落としたくないのは「自走できるか」です

中学生の通信教育で案外大きいのが、一人で進められるかどうかです。小学生の時は親が声をかけて流れを作れた家庭でも、中学生になると反発や忙しさも出てきて、同じやり方が続かないことがあります。

だからこそ、教材そのものの内容だけでなく、進み具合が見えるか、どこから手をつければいいか迷いにくいか、やることが多すぎないかを見たいです。ここが整理されている教材は、親が細かく言わなくても動きやすくなります。

こんな時は、通信教育以外も候補に入ります

通信教育が合いやすい中学生は多いですが、すべての悩みに合うわけではありません。たとえば、次のような場合です。

  • わからない所をその場で聞けないと進みにくい
  • 学習計画そのものを一緒に組んでほしい
  • 苦手がかなり深く、戻り学習が必要
  • 親子で管理するより第三者が入ったほうが進みやすい

こうした場合は、オンライン家庭教師や個別サポート型のほうが合うこともあります。通信教育を選ぶことが目的ではなく、今の悩みを軽くする形を選ぶことが大切です。

迷った時の決め方は、この3段階がおすすめです

Step1 目的を一つにしぼる

まずは「定期テストを整えたい」「受験の土台を作りたい」など、一番近い目的を一つ決めます。全部を一気に満たそうとすると、選びにくくなります。

Step2 本人の勉強の癖を見る

紙のほうが集中しやすいのか、短時間でテンポよく進めたいのか、一人でやれるのか。ここが見えると、教材の形がかなり決まってきます。

Step3 家庭が続けやすいかで最終判断する

料金だけでなく、親の管理負担、部活との両立、テスト前の使いやすさまで含めて見ます。最終的に続くのは、家の流れに入れやすいものです。

質問と回答

中学生なら塾のほうがいいのでは?

塾が合う子もいますが、まずは家庭で学習の流れを整えたい家庭には通信教育が合うことも多いです。通塾負担をかけずに進めたい時にも考えやすい選択肢です。

受験を考えるなら、早めに難しい教材にしたほうがいいですか?

難しさを先に上げるより、今の理解に合っているかのほうが大切です。土台があいまいなまま重い教材にすると、気持ちが離れてしまうことがあります。

親はどこまで見たほうがいいですか?

中学生では、全部を細かく見るより、進み具合と止まっている所だけをつかめるほうが現実的です。本人が自分で回しやすい仕組みがあるかも、選ぶ時の見どころになります。

中学生向け通信教育を選ぶ時は、人気や有名さだけで決めなくて大丈夫です。定期テストを整えたいのか受験の土台まで見たいのか、その目的が見えるだけで、選び方はかなりすっきりします。

そのうえで、紙かタブレットか、自走しやすいか、家庭の時間に入れやすいかを見ていくと、今のわが家に合う形が見えやすくなります。